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三重県で平屋が人気!メリットとデメリットとは?

2023.07.27
三重県で平屋が人気な理由とメリット・デメリット

三重県では今、新築の平屋がじわじわ人気となっており、問い合わせなども増えています。
従来のマイホームといえば、2階建ての3LDK以上が定番というイメージ。しかしながら、ここ最近、三重県でも平屋が注目されています。世代は、特に30〜40代。

本記事では、平屋が注目されている理由から、平屋のメリットである耐震強度・エネルギー効率や家族の一体感、デメリット、三重県の工務店が教える注目の平屋デザインなど詳細情報をご紹介致します。

平屋を考えていなかった方も必見!家づくりを計画予定の方の参考になれば幸いです。

平屋とは?

そもそも平屋とは、簡単にいえば1階建ての建物を指します。平屋は、ワンフロアにすべての居室(空間)が収まるので、上下階への移動がなく、かつ開放感のある住居なのが特徴。

また、1階建てになるので、その分土地の確保が必要となり、高級住宅のイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。しかし今では、ライフスタイルの多様性などにより、ミニマムなサイズの [コンパクト平屋]が注目を集めています。

また、コンパクト平屋であれば土地面積を抑えることができ、ローコストで建てられるというメリットも。コスト面からの理由でも、三重県では平屋が注目されています。

現在、三重県に限らず平屋が注目されている理由

三重県以外でも、全国的に平屋の人気は高まっています。

建物が低いことで、耐震性が高まることや屋根などのメンテナンス、エアコンの取り付けなど容易でコスパに優れています。また、中二階を設けるなど、室内空間を広く取ることができるため、シンプルでかつカッコイイ印象の住まいを建築することが可能です。

シンプルなものだけではなく、デザインのバリエーションも豊富。カリフォルニ風のガレージ付きの家や、竹林や海・川など自然の風景と溶け込むようなデザインなどさまざまです。

また、今三重県で特に平屋注目されている理由として、原始林なども多く土地が安いので、平屋の土地を確保しやすいということが考えられます。三重県は、2023年の公示地価(*1)が47都道府県中33位です。ちなみにお隣の愛知県は5位です。森林や川、海など豊かな自然と暮らしができ、かつ津市から名古屋まで車で1時間ちょっとという絶妙な距離は、好立地ともいえます。

(*1)公示地価 都道府県ランキング 2023年[令和5年]参照

三重県で平屋を建てるメリット

平屋ならではのメリットを5つ紹介します。

バリアフリー

平屋は、階段がないので、バリアフリーに優れています。階段は、車椅子やベビーカーでは上り下りが困難です。また、高齢者や身体的な制約のある方にとって、階段は転倒の危険があります。その階段がないことは非常に大きな安心といえます。

平屋の最大の特徴ともいえますが、全てがワンフロアにあることによって、生活導線も短くなるため、体力の低下した高齢者の方やお子様も生活しやすいという大きな特徴があります。

あとでリフォームをしようと思っても、お金がかかってしまうもの。未来の生活を見越して今のうちから平屋を選択しておくこともおすすめです。

家族の一体感

平屋では、一つの階に家族の生活空間が集中するため、自然に家族と顔を合わす機会が増え、オープンなコミュニケーションが容易に行えます。リビングルームやダイニングエリアが家族の交流の中心となります。家族が同じ空間に集まり、一緒にくつろぎ食事する機会が増えます。これにより、日常の会話や情報共有が促進され、家族の一体感が深まります。

また、お子様や高齢者の方の体調の変化にも気づきやすいので、不慮の事故などを未然に防ぐ可能性も高まります。

導線がシンプルなため家事の効率化

平屋の住宅には、導線の効率性に関しても多くのメリットがあります。まず、階段を必要としないため、スムーズな動線が実現されます。今は問題がなくとも、年々足腰膝が弱くなってきた時には特に重要になってくるメリットです。また、リビングルームから寝室やキッチンへの移動、洗濯から洗濯物干しや掃除に至るまでの移動が容易で、日常生活の動作が効率的に行えます。

バリアフリーのメリットでもご紹介しましたが、高齢者や身体的な制約のある人々にとってもアクセスしやすく、随所にバリアフリー設計を採用すれば、さらに移動が容易になります。

さらに、平屋の住宅は避難が容易であり、緊急時には迅速かつ安全に居住空間から外に出ることができます。また、居住空間と屋外空間のつながりも強く、庭やテラスなどへのアクセスが容易です。これらの要素により、平屋のワンフロアに集約しているという構造は、住む人々にとって便利で効率的な快適な環境となります。

地震や風など天災に強い

近年の増加傾向にある地震など、天災に関しても平屋ならではのメリットがあります。

建物が低ければ当然その分揺れで加わる負担は少なくすみます。正方形や長方形などシンプルな構造により、地震の際に家にかかる力が分散されることで、倒壊のリスクも軽減できます。

エネルギー効率

2階部分がないことや階段が不要なため、無駄のない空間を作れるため、暖める空気容積が少なく済みます。

さらに、2階建てと比べると床面積が小さいため、冷暖房の効率が良く、電気代を節約できます。

上記は、平屋の断熱性能に由来します。

平屋は、2階以上の階層がないため、外部との接点が少なくなります。その結果、断熱性能を高めることができます。良好な断熱性能は、冷暖房効果を最大限に活用し、建物内部の快適性を維持するのに役立ちます。断熱材や断熱窓の適切な使用によりさらに、冷暖房のエネルギー消費を削減できます。

また、自然光を活用することで昼間の消費電力も抑えることが可能です。

三重県で平屋を建てるデメリット

平屋を建てるメリットは豊富ですが、デメリットについても考える必要があります。

広い建物面積の必要性

2階建てと平屋を比べた際、設備や空間を増やしたい場合は、建物面積を広く取る必要があり、その分土地も必要になります。

ただし三重県は、公示地価が47都道府県中33位という土地価格の安さなので、他都道府県に比べて大きな心配にはなりません。

※公示地価 都道府県ランキング 2023年[令和5年]参照

プライバシーや防犯面での懸念

1階建てなので、不正侵入のリスクはあります。また、外を歩く人の人目などプライバシーも気になる可能性があります。

しかし、仮に2階建てだとしても当然1階は存在します。平屋のような1階建てだけのリスクではなく、セキュリティ対策は全ての住居において必要です。

例えば垣や採光の方法などデザイン性も含めて工夫するなど対策を講じれば、懸念点は解消していくのではないでしょうか。

三重県の工務店が教える!平屋の注目デザインとは?

平屋には魅力的なデザインが豊富にあります。その中でも特に人気なデザインを6つご紹介します。

モダンなシンプルなデザイン

近年、ミニマリスト的なスタイルがトレンドになっており、無駄のないデザインが特徴です。

シンプルな色合いや素材の組み合わせが注目されています。

シンプルさは流行に左右されず飽きにくく、建築費用も抑えることができ、メンテナンス費用や掃除の手間なども抑えることができます。

自然との一体感を重視したデザイン

平屋は都会的なモダンなデザインも非常にマッチしますが、昔ながらの家ということで、自然との相性も抜群です。

特に、三重県には森林や海、川など非常に豊かな自然があります。サイディングに木目調のものを使用することで、外壁と周囲の木々との一体感が生まれます。

その他にも、自然との一体感を重視した平屋のデザインには、以下のようなものがあります。

・大きな窓やテラスを設けて、自然光と風を室内に取り込む
・周囲の自然を眺めることができるように、リビングなどからの眺望を重視した設計にする
・庭やガレージを併設して、趣味のガーデニングや車を眺めながら、自然の中でくつろげる空間をつくりだす

また、平屋はコの字のデザインとも相性が良く、中庭と居室の床の高さを合わせることで、居室から連続性を保って中庭に行けるので、居室の一部のように自然を感じることができます。さらにコの字であれば、プライバシーの確保にもなります。

ミニマリストにマッチ!コンパクトなデザイン

モノなど含めた所有などに執着しないミニマリスト的なスタイルが流行しています。手放すことで自然と気持ちに余裕が生まれ、もっと欲しい、あれも欲しいという執着が軽減してコスパが良く、何より持続可能なライフスタイルを送りやすくなります。

家づくりにおいても、ミニマリストとしての考え方はマッチできます。大きくて豪華で立派なものももちろん素敵ですが、装飾や嗜好品など所有に価値を置かないミニマリストスタイルにとっては、コンパクト平屋のような土地面積を抑え、エネルギー効率の良い住宅が理想なのではないでしょうか。

「コンパクトでローコストな平屋建て」ももちろん建てることができます。

この[コンパクトでローコストな平屋建て]は、今を楽しむ・あるものを活かすことでもっと欲しいという執着から離れ、心に余裕を生むもの。しかしながら、それはミニマリストだけにマッチしている訳でありません。

老後の不安を解消するような、終活においても、コンパクトでものを持たない生活は活かされます。

遺された家族の負担を軽減するために、今から住宅を含めたあらゆるモノの整理が可能です。

自然素材を活用した温かみのあるデザイン

木材や石材などの自然素材を使用することで、温かみや質感を持つデザインが実現できます。

持続可能なデザインとしても、自然素材の活用は有効です。

人口素材は、時間が経てば単に経年劣化となりますが、自然素材は、経年の変化を楽しむことができます。

身体にも優しく、湿調効果もあるのでエコロジーな生活ができます。

平屋のアクセントとなる屋根のデザイン

平屋は2階がない分、屋根の高さに対して自由度があるので、形状や素材にこだわることができます。また、屋根の高さや傾斜の角度に自由がきくことで、外観デザインに個性を持たせることができます。

傾斜を高くしたデザインは、見た目のインパクトもさることながら、水を流すという屋根本来の目的においても高い効果を発揮します。


平屋での代表的な屋根デザイン一覧

・片流れ屋根:1枚の大きな屋根が片側に傾いているデザインです。雨漏りのしにくさ、メンテナンスのしやすさが特徴です。

・切妻屋根(きりづま):住宅の屋根としてはスタンダードなもので、よく見かける三角の屋根です。設置コストが安く、太陽光パネルも設置しやすいといい特徴があります。

・寄棟屋根(よせむねやね):四方四辺に向けて、4つの屋根面になります。構造的に強くなり、雨風に強く日差しを軽減するという特徴があります。

・招き屋根(差し掛け屋根):切妻屋根に似ていますが、左右で高さや勾配など差をつけることで、デザイン性に富んだ外観にすることが可能です。

・陸屋根(ろくやね):勾配のないフラットな屋根です。屋上を広く確保でき、見た目のスタイリッシュにできることが特徴です。デザイン性において平屋との相性も良く、スタイリッシュでおしゃれな外観にしたい方にはおすすめです。


長く暮らせる和モダンなデザイン

現代的なシンプルなデザインや、モダンなデザイン、こだわりを活かしたアウトドア風なデザインなど平屋のデザインは多岐に渡りますが、一方で平屋にとって和のデザインというのは非常に相性がよく、おすすめするデザインの一つです。とはいえ、伝統的な和の平屋は敷居が高く、まだ早いのではないかないかなどお考えの方もいらっしゃるかと思います。

そこで、現代的なモダンな要素は残しながら、長く暮らすことも想定して和の要素を取り入れた和モダンなデザインをご提案します。

和モダンなデザインであれば、例えばモダンな空間の中に畳の部屋もマッチできるようなデザインが可能で、何もその畳は老後のみの出番ではなく、お子様の育児や来客にも活用できます。

まとめ

平屋は、階段がないため、高齢者や身体的な制約のある方でも安心して暮らすことができます。また、転倒などの事故リスクも低くなるため、小さなお子様がいる家庭にも適しています。また平屋は、全ての部屋が同じ階にあるので、家族がいつも一緒に過ごすことができます。食事や家事、お休みなど、家族が一緒に過ごす時間が増えることで、家族の絆が深まります。さらに平屋は階段がないため、家事をするときに移動距離が短くなり、効率的に家事をすることができます。また、家具の配置や収納も自由にできるので、家事のしやすい空間をつくることができます。

さらに、2階建てより地震や風などの天災に構造的に強く、エネルギー効率も高いので持続可能なライフスタイルが実現しやすいです。

屋根が高いことでデザインの自由度も高く、現代的でモダンなデザインはもちろん、和や自然の要素も取り入れられます。

今じわじわと人気になっている平屋、定番になる前に、モデルハウスの見学など検討して頂くことをおすすめしております。

三重県で平屋建ての工務店なら諸戸アイサン住拓

諸戸アイサン住拓は、設立35周年を迎える三重の木にこだわった三重県の工務店。この度、設立35周年を記念して、「諸戸の町家」をさらにデザイン性を高めて「諸戸の町家ネオ」とリニューアル。

上質でおしゃれな暮らしを実現。和モダンな町家風の注文住宅が得意です。もちろん今回取り上げた平屋住宅も手掛けます。お客様のご要望やご予算、理想の住まい像をお聞きしながら、住み心地の良いこだわりの家づくりをしています。家づくりのプロのスタッフが、施工完了後も丁寧にサポートいたします。

また、ホームページでは、見学会やイベント情報、施工事例を随時更新中!こちらもチェックしてみてください。

「諸戸の町家ネオ」のInstagramも更新中。Instagramで「moroto_machiyaneo」と検索!


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